生死
【Ⅱ】陰謀論・都市伝説愛好者の中継点 | 俺の眼が限界なのにゲーム好きで何が悪い - 【Z】
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?R.04.3.02?【Ⅲ】陰謀論・都市伝説愛好者の中継点 | 俺の眼が限界なのにゲーム好きで何が悪い - 【Z】
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生死問わず | オイラとアタチの365日なのだ
http://inudesukedo.blog87.fc2.com/blog-entry-3.html『ディストピアには健康第一がいっそう重要ではある』(241213)
http://au7.seesaa.net/article/506878243.html2025-12-19 12:44:00 - マイコプラズマ肺炎もそうだけれど、人間社会は病気の百貨店、もうさまざまな病気が治せないようになってきているので、まるで国民のすべてが(コロナワクチン接種によって)、AIDS患者さん、免疫不全症候群患..
『地球は地獄だったけれど素晴らしい経験でした(中山美穂)』(241207)
http://au7.seesaa.net/article/506049141.html2025-12-07 12:30:00 - 中山さんは前日の5日に自身のインスタグラムを更新、最後の投稿。「I HAVE BEEN TO HELL AND BACK. AND LET ME TELL ..
2024年7月30日(火)今日も良いことがありますよ。
https://noritsu.seesaa.net/article/504177368.html2025-07-30 07:20:00 - *昨日、良かったこと。・午前、輪投げの練習会がありました。今回はみんなの成績は良好で、新人の方が122点を取り最高点でした。また100点越えの人が3人もいました。その後みんなでお茶会をしました。 ..
「産田神社」と「花の窟」から古代人の生死観を思う
https://beret-west.seesaa.net/article/501947719.html2025-12-14 12:30:00 - 花の巌には以前行ったことがあるが、産田神社のことは全く知らなかった。花の窟は実は神社といいながら、イザナミノミコトの墓所と言われているのに対し、産田神社はイザナミノミコトがカクヅチノミコトを生んだ所と..
感謝の種
https://aurora555.seesaa.net/article/200806article_1.html2025-06-12 06:45:00 - 先日、職場の事情で休みが三日間連休となった。そのことがわかるやいなや、不思議と合唱団の練習が次々と入る。練習全日程に参加できることがオーディション受験の条件であった。日頃のせわしなさ..
生命の不思議
https://aurora555.seesaa.net/article/200712article_1.html2025-12-07 12:48:00 - 昨日、友達から喪中のはがきが届いた。彼女のおばあちゃんが次の世へ旅立っていかれたのである。お通夜の席で、どなたかが素晴らしい旅立ちだと言われていた。今日、彼女と出会い、おばあち..
死とは新しき生命の蘇生の契機
https://ono82.seesaa.net/article/202202article_15.html2025-02-09 02:02:00 - 結論して言えば、わが生命の本源を悟れば、もはや「生死」は恐れるものではない。死とは決して生の敗北ではなく、むしろ新しき生命の蘇生のために大いなる契機であり、生きて生きぬいたこの人生を総仕上げしゆくか..
「死」によって境涯は開ける
https://ono82.seesaa.net/article/202201article_36.html2025-01-13 01:48:00 - 臨終のアンドレイを苦しめていた「生死」の問題を、トルストイが、いわゆる”回心”以後、渾身の筆をもって描き出しているのが『イワン・イリイチの死』である。 イワン・イリイチは、妻と二人の子どもを抱え..
ポーリング博士「安楽死について」
https://ono82.seesaa.net/article/202112article_20.html2025-12-06 12:44:00 - 安楽死という言葉が、誤解を招きやすいと思います。私が関心をもっているのは、人間は尊厳に死ぬ権利をもっているということです。実質的に死んだも同然の人間の意識を回復させようと、できるだけ長く患者を生..
死への準備ができていない人のためには
https://ono82.seesaa.net/article/202111article_45.html2025-11-17 11:02:00 - 宗教・哲学を持ち、死生感を確立している人は、死に対峙しても、容易に受容の段階にまでいたると思われます。 仏法を信仰している人の場合を見ていると、たとえ、死に直面していることが判明しても、一時のシ..
やはり無理でした。
https://majo0110.seesaa.net/article/201502article_14.html2025-02-26 02:14:00 - 栄養のあるエサを買って食べさせたり、ホッカイロで温めたのですが、寝ようかなと思う時間に子供が小さいインコを持ってきて死んだと言ってきた。孫と一緒に外に出て行った。ペット屋さんで..
チビ
https://majo0110.seesaa.net/article/201502article_13.html2025-02-25 02:44:00 - 4番目に産まれたいんこですが、2週間早く産まれたいんこと、体が違いすぎて、足で踏みつぶされり、エサをとられたり今生死の境目です。子供はゴマすりきで、エサをすったり、そのすったエサを..
クリティカル電源および冷却ソリューション 市場の成長、予測 2025 に 2032
https://donnamitchell456.exblog.jp/243423599/2025-02-03 02:00:00 - “クリティカル電源および冷却ソリューション 市場”は、コスト管理と効率向上を優先します。 さらに、報告書は市場の需要面と供給面の両方をカバーしています。 クリティカル電源および冷却ソリューション 市場は 2025 から 9.9% に年率で成長すると予想されています2032 です。このレポート全体は 168 ページです。クリティカル電源および冷却ソリューション 市場分析ですエグゼクティブサマリー:クリティカルパワーおよび冷却ソリューション市場は、データセンターや通信インフラの需要増加により成長しています。この市場は、高可用性、高効率の電力供給と冷却を提供するソリューションを含み、主要な顧客はIT、通信、医療などの業界です。成長要因には、デジタルトランスフォーメーション、クラウドサービスの増加、環境規制の強化が含まれます。主要企業には、ABB、ダイキン、イートン、GE、ジョンソンコントロールズなどがあり、それぞれが革新的な製品とサービスを提供しています。この報告書の主な発見は、今後の投資機会と市場の競争力を強化するための推奨事項を含んでいます。レポートのサンプル PDF を入手します。 https://www.reliablemarketforecast.com/enquiry/request-sample/952342**クリティカルパワーと冷却ソリューション市場の概要**クリティカルパワーと冷却ソリューション市場は、IT、通信、小売、医療などの多様なアプリケーションで重要な役割を果たしています。市場は、電源供給および転送、冷却システムの2つの主要タイプに分かれています。特に、データセンターや通信インフラでの需要が急増しており、効率的な電力と冷却が求められています。この市場における法規制や法律要因は重要です。特に、環境規制やエネルギー効率基準は、企業が新しいソリューションを開発する際の制約となります。また、電力供給と冷却システムに関連する安全基準や、産業ごとの遵守事項も多岐にわたり、これらに適合することが求められます。これにより、企業はイノベーションを推進しつつ、法的なリスクを回避する必要があります。市場は今後も成長が見込まれ、持続可能な技術がますます重要になるでしょう。グローバル市場を支配するトップの注目企業 クリティカル電源および冷却ソリューションクリティカルパワーおよび冷却ソリューション市場は、データセンター、病院、通信業界など、重要な設備の運用を支えるための重要な技術です。この市場には、ABB、ダイキン工業、イートン、ゼネラル・エレクトリック、ジョンソンコントロールズ、ノーテック、リエッロ・エレクトロニカ、シュナイダーエレクトリック、ソコメック、シュトゥルツ、厦門可華亜亜などの企業が参入しています。ABBは、電力管理システムとインフラストラクチャの自動化ソリューションを提供し、エネルギー効率の向上に貢献しています。ダイキンは高度な空調システムを提供し、冷却コストを削減することで市場成長をサポートしています。イートンは、UPS(無停電電源装置)技術を提供し、データの安全性を確保します。ゼネラル・エレクトリックは、複合電源および冷却ソリューションを提供し、効率の高いエネルギー管理を推進しています。ジョンソンコントロールズは、建物のエネルギー効率を改善するための統合ソリューションを展開しています。ノーテックは、空調および空気分配システムの革新で知られ、リエッロ・エレクトロニカはデータセンター向けの適切な電力供給を提供します。シュナイダーエレクトリックは、エネルギー管理ソリューションで効率化を図ります。これらの企業は、パートナーシップと技術革新を通じて市場の成長を促進し、各セクターの要求に応じたソリューションを提供しています。一部の企業の売上高は、数十億ドルにのぼります。市場の需要に応じて、これらの企業は新技術の開発やサービス拡充を進め、クリティカルパワーおよび冷却ソリューション市場の発展を支えています。ABB LtdDaikin Industries, LtdEaton Corporation plcGeneral Electric CompanyJohnson Controls International PlcNortek, IncRiello Elettronica GroupSchneider ElectricSocomec groupSTULZ GmbhXiamen Kehua Hengsheng Co., Ltdこのレポートを購入します (価格 3900 USD (シングルユーザーライセンスの場合): https://www.reliablemarketforecast.com/purchase/952342クリティカル電源および冷却ソリューション セグメント分析ですクリティカル電源および冷却ソリューション 市場、アプリケーション別:それ電気通信リテールヘルスケアその他クリティカルパワーおよび冷却ソリューションは、ITや通信、小売、医療などの分野で重要な役割を果たしています。ITでは、データセンターの効率的な運営を支え、通信では信号の安定性を保持します。小売業では、製品の保存に必要な温度を維持し、医療分野では、生死に関わる機器の稼働を保障します。これらの分野では高い可用性と信頼性が求められるため、適切なソリューションが必要です。収益面で最も急成長しているのは、医療分野です。このレポートを購入する前に、質問がある場合はお問い合わせまたは共有します - https://www.reliablemarketforecast.com/enquiry/pre-order-enquiry/952342クリティカル電源および冷却ソリューション 市場、タイプ別:電源供給と転送冷却システムクリティカルパワーと冷却ソリューションには、電源供給・転送システムと冷却システムの二種類があります。電源供給・転送システムは、信頼性の高い電力供給を保証し、システムの稼働時間を最大化します。冷却システムは、機器の過熱を防ぎ、運用効率を向上させます。これらのソリューションは、データセンターや産業用途において不可欠であり、要求される効率性と信頼性を提供することから、クリティカルパワーと冷却ソリューション市場の需要を拡大しています。地域分析は次のとおりです: North America: United States Canada Europe: Germany France U.K. Italy Russia Asia-Pacific: China Japan South Korea India Australia China Taiwan Indonesia Thailand Malaysia Latin America: Mexico Brazil Argentina Korea Colombia Middle East & Africa: Turkey Saudi Arabia UAE Korea クリティカルパワーおよびクーリングソリューション市場は、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋、ラテンアメリカ、中東・アフリカの各地域で成長を続けています。北米は、特に米国が市場をリードしており、約35%の市場シェアを占めています。ヨーロッパは、ドイツ、フランス、英国が主要市場として約30%のシェアを持っています。アジア太平洋地域は急成長しており、中国や日本が主導し、約25%のシェアがあります。ラテンアメリカは10%未満、中東・アフリカは5%の市場シェアと予測されています。レポートのサンプル PDF を入手します。 https://www.reliablemarketforecast.com/enquiry/request-sample/952342弊社からのさらなるレポートをご覧ください:Green Tea Essential Oil Extract Market Growth Beverage Multipack Shrink Film Market Growth Pressure-Sensitive Graphic Films Market Growth Fluid Conveyance System Market Growth Medium Silica Zeolite Market Growth Plastics in Electronics Components Market Growth Plastics Laser Marking Equipment Market Growth Hydro-Cylinder Market Growth High-Speed Hydraulic Press Market Growth Pharmaceutical Fume Hoods Market Growth Antiseptic Electric Hoists Market Growth X-Ray Protective Gloves Market Growth Industrial X-ray Testing Machines Market Growth Medical X-ray Testing Machines Market Growth Special Lubricating Oil Market Growth Single End Heater Market Growth Follow Projector Market Growth Surge Suppressor Unit Market Growth Potentiometer Knob Market Growth Vehicle Seat Frames Market Growth
機の深信は負ける世界だ
https://kumo7gare.exblog.jp/33504747/2025-02-03 02:00:00 - 2022年11月6日 機の深信は負ける世界だ 曽我量深随聞日録47 機の深信は負ける世界だ。負ける人は礼儀正しい。機の深信は負けた姿。負けた姿は美しい、素直である。負ける姿を与えて下さるのが如来の大慈大悲というものである。そこに心の平和がある。人間が邪見驕慢になって、何とか人に勝とう、捩じ倒そう、押し除けようと考える。それが迷いである。苦悩の根源である。一体人間がそのような殺伐な心を起こすのは人間には生死無常という真理を素直に受取る智慧がないからだ。自分を信ずるとはどういうことか。自分の分限を知ることが自分を信ずること。自分を本当に知らして貰ろうた所にそこに仏のおたすけがある。(津曲淳三著『親鸞の大地―曽我量深随聞日録』13ページ) ▶︎①三三 たとい我、仏を得んに、十方無量不可思議の諸仏世界の衆生の類、我が光明を蒙りてその身に触れん者、身心柔軟にして、人天に超過せん。もし爾らずんば、正覚を取らじ。(第三十三願・触光柔軟の願) ▶︎②「二者深心」。「深心」と言うは、すなわちこれ深信の心なり。また二種あり。一つには決定して深く、「自身は現にこれ罪悪生死の凡夫、曠劫より已来、常に没し常に流転して、出離の縁あることなし」と信ず。二つには決定して深く、「かの阿弥陀仏の四十八願は衆生を摂受して、疑いなく慮りなくかの願力に乗じて、定んで往生を得」と信ず。(観経疏・散善義) ▶︎160 一 「総別、人にはおとるまじき、と思う心あり。此の心にて、世間には、物もしならうなり。仏法には、無我にて候ううえは、人にまけて信をとるべきなり。理をまげて情をおるこそ、仏の御慈悲なり」と、仰せられ候う。(蓮如上人御一代記聞書) ③身は娑婆にある。心は浄土にある。これが信心の二重構造です。身を捨てれば心は仏になる。機法の二種深信の、その④機とは身体であり、法とは仏性のことです。身体は永遠の昔から、過去の命の記憶を受け継いで、ただ生死を繰り返して来た形ある物質で、身体はこれからも永遠にただ生死を繰り返す。このような身体に執着して、この身体と一体化して、身体に内在する仏性が自分が誰かを忘れてしまう。この身体が自分だと思い込んで、この身と一緒に生死を流転する。出離の縁あることなし。だから、身体の死だけを恐れている。生死解脱の強縁に遇って、身体から心が解脱すれば、わたしは仏性だったと覚る。⑤わたしは煩悩の身を纏った仏性である。こう自覚する。これが機の深信です。量深師いわく、機の深信は負ける世界だ、と。何とか人に勝とう、捩じ倒そう、押し除けよう、と。勝ち負けがあるのは娑婆のこと。⑥心が浄土にあれば、喜んで負けを受け入れる。量深師いわく、機の深信は負けた姿。負けた姿は美しい、素直である。負ける姿を与えて下さるのが如来の大慈大悲というものである。そこに心の平和がある、と。娑婆にあって負けることは死ぬこと。⑥ここはとくに難信、なかなか耳に入らない。善及 南無阿弥陀仏~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~①触光柔軟願 そっこうにゅうなんがん ・・・成仏したなら、あらゆる世界の衆生が阿弥陀仏の光明で照らされると、心身ともにやわらぎ、それが人天を超えるものとしたい、という願。②観経疏・散善義 耳になじんだ句 名句 ③身は娑婆にある。心は浄土にある。これが信心の二重構造です ほんとうに名句④機とは身体であり、法とは仏性のこと… 上に同じく⑤煩悩の身を纏った仏性 然り⑥負ける世界、多少耳に入るようにはなったが、逆だ、身がはじく ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~言葉としては理解できるようなったと思う。これだけでもわたしとしては大なる進歩と思う。廻向、あちらのご廻向をいただいたんだ。濁炎 なむあみだぶつ
中国ドラマ『沈香の夢・後編』11〜14ネタバレあらすじ
https://aplhiyo.exblog.jp/34440805/2025-01-30 01:00:00 - 中国ドラマ『沈香の夢・後編』11〜14ネタバレあらすじ第11話。顔淡は手がかりを求めて、録鳴の遺した鮫珠鏡を見ることにした。最後の映像は、蔵書閣で当直の仕事終わりに顔淡と蝋燭を吹き消す録鳴の姿だった。録鳴が1万年仙侍でも当直には毎回付き合うと明るく言って、蝋燭消しで一つづつ消すのは時間がかかると吹き消しちゃう顔淡に、録鳴は楽しそうに笑った。そして最後は録鳴の吹き消す顔のアップ。顔淡は録鳴が本当に死んだの?と泣いた。1万年一緒にいると約束したのに、人間界に落ちて録鳴を1人にした。録鳴は薄情な友だと思ってると後悔。録鳴は蔵書閣に何かあると知らせたかったと推察。顔淡と応淵は手を繋いで天界へ向かった。瑠璃瀑を去る前に2人は録鳴の墓を建てた。蔵書閣を調べた2人。『紳帯詳解』などの腰帯の書がいくつも。そこは顔淡の話本の置き場所だった所。録鳴は他の書物を置かなかったが。蝋燭を調べたら。吹き消しても再び灯る炎。鮫人族の骨や血で灯した火は消えない。この蝋燭は顔淡への手がかりとして録鳴が血で作った。応淵が調べると、九曜連珠の形が浮かび上がった。応淵は顔淡に教えた。「数万年に一度の珍しい天象だ。9つの星が一列に並び、天地を隔てる法陣になる。九曜連珠が現れた時、金蝉翼(きんせんよく)で霊気を集め、高位の神仙の仙霊を入れ物とし、九曜陣に生贄を捧げれば、乾坤引(けんこんいん)を得る。乾坤引とは、かつて修羅族の尊主 玄夜が用いたものだ。あまりに残虐で、創世の戦いのあと禁じられた。数名の老神仙しか知らぬ。前回の九曜連珠は仙魔大戦の時だった」顔淡は、北溟仙君が仙霊を失っていたのは、仙霊を入れ物にする乾坤引の修練のため?かと疑う。「だが、乾坤引の習得に必要な金蝉翼は、三翼烏(さんよくう)族の宝で、この一族は滅んでいる」乾坤引で死ぬと、遺体は霊力を吸い取られるため、骨が脆くなり形をなさなくなると応淵は教えた。顔淡と応淵は、神棺林(しんかんりん)で北溟仙君の遺体を調べることにした。遺体から白い碁石が。北溟仙君が現れ、大戦前に戦況が逼迫したら、帝君を守れと帝尊に頼まれたと話す。私は後方、そなたは前線で、守れぬことを恐れて、そなたの碁石を持ち帰った。おかげで話せてる。応淵は思った。例の男が帝尊なら、なぜ救わせてからまた殺す?仙君は大戦で何があったかを話す。「魔族に追い詰められて眼前の敵だけで必死の時に、背後を突かれた」相手は傀儡術で姿を変え、正体が誰か分からず、戦場で謎の男に仙霊を吸われた。応淵は仙君の棺を調べさせてほしいと言った。仙君は応淵の命も危うくなることや、出自も暴かれ、天界を追われると案じたが、応淵は調べたい。北溟仙君は棺を調べることを許した。顔淡と余墨のことは守ると応淵は約束した。顔淡は北溟仙君の遺体の胸に置かれた九鰭の龍鱗を見つけた。余墨が置いたものだ。九鰭の龍鱗は最も硬いのに。仙棺の中なら決して割れないのに。(壊れてる?よく見えなかった)誰かが仙君を害し、仙霊を吸い取り、乾坤引を修練した証拠。怪しいのは帝尊か?応淵は顔淡をやらん山に帰したい。だが顔淡は調べると主張した。応淵と顔淡は北溟仙君の棺に、必ず無念を晴らすと誓った。顔淡は余墨が恩師のかたきを討ちたがると言った。九鰭の滅亡も絡んでる。ふみを送って調べた事を伝えると言う顔淡。応淵は十分な証拠をつかんだら、公の場で帝尊に質すと決めた。だがその時は九鰭の龍鱗で乾坤引を確かめねば。聞水閣で飲んだくれて昼寝していた火徳元帥は、応淵が来てびっくり。応淵は前に頼んだ部屋に、ある者を住まわせたいと言って、必要な品を運び込んだ。火徳は髪飾りがあるのを見て、連れてくるのはおなごか!とびっくり。酒浸りの元帥を諭す応淵。「しばらく昼寝はお預けのようだな」と火徳。また酒の壺をあおったが。柳維揚は住まいが荒らされ、紫炁の姿がなくて焦る。やらん山に行がなくてはならないが、紫炁の身に何が?柳は神霄宮の庭を探すが。オウムが飛んできて、腕に止まらせようとしたら、突然 帝尊が現れて攻撃!帝尊は紫炁が吐血して苦しむ姿を映像で見せた。魔族と結んだ罰として骨を抜き仙霊を砕く。二度と転生はできまい。柳維揚は紫炁を救うために万魔の眼を差し出した。帝尊は餞別をやると言って、維揚を岩山へと跳ね飛ばした。顔淡は火徳の所に用意された自分用の部屋に入った。あるのは衍虚天宮にいた時の物ばかり。応淵が残していてくれたのね。今更だが応淵の優しさが嬉しい顔淡。そして木箱の中には姉の芷昔がしまった星のかけらの瓶が。メモで、余墨が龍角を折った理由を知った顔淡。私のために…。どう恩を返せばいい?と心に刻んだ。他のメモには『もしも私を許してくれるなら、婚儀の日、私の手で、この衣装を着させて。あなたが天律に打ち勝ち、永遠に帝君といられますよう』顔淡は赤い婚礼衣装に触れ、姉の気遣いを知った。でも応淵とはもう、あの頃に戻れないと思う。顔淡は姉に化けて妙法閣へ向かった。法器を見てる自分の偽者を咎める芷昔。2人は天界での再会を喜んだ。顔淡は会いたくなったとだけ言って、蓮心を半分くれたことに感謝した。「姉さんは仙階を得て、私は楽しく暮らしてる。星のかけらにかけた願いは全部かなった」芷昔に婚礼衣装を見たかと聞かれ、顔淡は応淵の想いを聞かされたが。「言わないで。応淵には私の物より守るべきものがある。三界の民が待ってるの。想いが必ずしも報われる必要はないわ。私はもう執着を捨てたの。応淵が安らかならいい」「好きなのに、なぜ無理に諦めようとするの?三界にはいつか平和がおとずれる。そしたら帝君の責任も消え、あなたと過ごせるわ」「私はもう大人よ。子供みたいに慰めないで。安心して。私はここ数年、今を大事にする事を学んだ。もう応淵に無理強いするのは嫌なの」 応淵の話はやめることにした芷昔。改めて天界に来た理由を尋ねる芷昔に、顔淡は話すか迷った。芷昔は巻き込めない。だが、芷昔は顔淡には自分の蓮心の半分があると言った。もうあなた1人の命じゃない。何があろうと私に安否を知らせて。顔淡は姉に隠し事はできないと悟り…帝尊を招いた応淵は、酒を持ってきた帝尊をいぶかる。あれこれ話す帝尊。お互い変わったと言い合う。応淵だって「かつては無情だったのに、歴劫から戻り、情に苦しんでる。やはり変わった」応淵は懸心崖で火徳元帥から聞いた、大戦後に太幽を仙兵総管に抜擢した件を尋ねた。答えは、太幽が湾雲帝君の弟子だから。湾雲帝君の魂を慰めるため、太幽を総管にすることにした。帝尊は応淵には天界のことは余に任せ、療養するように言った。帝尊が仙魔大戦の内情と私を襲った者を調べると言ったが、調べはついたか応淵は尋ねた。帝尊は怪しい者を数名調べていると。応淵は襲撃者は無影獣を使ってやり取りしてると言った。玉清宮で無影獣の鳴き声がしたと、すでに多くの仙官から証言を得ました。「襲撃者は宮中の者かと」帝尊も同意した。そして怪しいのは録鳴だと断言し、録鳴に罪を着せる。応淵は謎の男に同命呪をかけて、今日で7日目だと思った。帝尊の左手を確認したい。応淵は帝尊に、以前のように腕比べをしたいと申し込んだ。すぐには応じない帝尊。あおる応淵。帝尊は片手で相手をした。あくまで左手を見せない帝尊。最後に碁石が盤上から吹き飛んだ。去り際に盤面を元通りにする帝尊。応淵は思った。同命呪は結局、なんの役にも立たなかったか。そして盤面を見た応淵は気づいた。碁が苦手な帝尊は私が打つのも嫌いなはず。だが一瞬で乱れた盤面を元通りにした。まさか…妙法閣では。顔淡の話を聞いて、芷昔は録鳴が血を使って糸口を残したことに驚いていた。妙法閣に来るたび箱の前で佇んでいた。ここに何か隠されてる。箱の中は古い腰帯が仕舞われていた。また腰帯?顔淡は腰帯の交換記録を見せてもらった。白紙のページは腰帯を変えない仙君がいるから。帝尊と応淵君がそう。帝尊は仙魔大戦の後、腰帯を変えるのをやめた。友を失い、せめて物は大切にしたいから。応淵君が変えないのは、顔淡が四葉の蓮の刺繍を施したから。顔淡が現れてから、1千年以上、一度も変えてない。帝尊は思った。応淵が昼間 使ったのは玄夜の編み出した永夜功だ。使えるのは修羅族尊主の末裔のみ。玄夜は子を残さず死んだというのに。なぜ応淵が習得できた?まさか…帝尊は地涯の神樹を調べ、玄夜の仞魂剣がなく、仞魂剣の精霊が従うのは修羅族尊主の末裔だけであることから、応淵が玄夜の子だったと知った。応淵の血を得れば、余の懸念は何一つなくなる。顔淡は応淵に会いに衍虚天宮に行った。そして腰帯を手に取った。そこには蓮の刺繍が昔のままに。じわじわ感じる応淵の想い。すると、とばりの中から、いきなり応淵が上半身をはだけた姿で現れた。思わずのけぞる顔淡の腕をつかんだ応淵。顔淡は応淵の体に残る痛々しい傷痕を見た。四葉の蓮はあらゆる毒や傷を癒すのに、なぜ傷跡が?「情刑を受けた名残だ。ツララが貫いた跡は決して消えぬ」と応淵は教えた。様子を怪しむ軽昀に見つかりそうになり、応淵は顔淡を抱きしめて顔がバレないようにした。軽昀は見た!帝君が仙女を抱いてる!まさか!軽昀は天律に背くと意見したが。応淵は言い放つ。「天律など、どうでもいい。私は大事な者だけを守る。何をしてる?出ていけ!」応淵は法力で軽昀の目の前で扉を閉めた。とばりも下ろして、2人の世界。顔淡が振り向かないように頭を抑えていた応淵の指が綺麗。顔淡はドキドキしたが、気を取り直して、帝尊の腰帯の話をした。腰帯に秘密が。応淵は以前と違い、いまの天界は華美で帝尊の週間や好みもまるで違うと。疑わしい。応淵は指輪を見せた。(突然の上半身にびっくり!千年腰帯を変えない物持ちの良さと、想いの深さにびっくり!)第12話。応淵が持っていたのは、録鳴の寝室で見つけた龍王の指輪だった。だが恐らく無影獣はすでに消され照合できない。帝尊は前々から録鳴に罪を着せる気だった。帝尊と昼間、手合わせをしたが、異様に強くなっていた。だが特に修行した記録はない。顔淡は乾坤引の修練と関係あるかもと思いついた。九曜連珠の動きに秘密が?星図の書を見ながら、規則がないなんてあり得る?と疑う顔淡。顔淡は見覚えのある星図を見つけた。書を渡そうとして応淵の指に触れ、ドキドキ。応淵は顔淡のドキドキを見抜いた。見覚えがあるのは九曜の位置のページあたり。応淵は法術で星図を浮かべ、碁石を並べた。顔淡は言う。「九曜は天 地 陰 陽を司る。陰が黒、陽は白よ。黒と白が交錯し陰陽が重なったのが衍虚天宮で見た、この盤面だわ」顔淡は白石を並べた。「桓欽と打った時の盤面だ。次の一手が浮かばず、宮中に持ち帰り、そなたに託したら、3日で打ち破った。桓欽は大喜びで、仙鶴を連れて見に来た。やはり、すべてつなげると九曜連珠の形になる」桓欽が怪しい?帝尊と通じていた?「真相を調べるには、桓欽のいた布星亭で糸口を探すしかない」顔淡は応淵に見つめられてドギマギした。「もう遅いから懸心崖に帰るわ」去ろうとする顔淡の背中に声をかける応淵。「顔淡、まだ話がある。先ほど軽昀に言ったのは、私の本心だ。もう天律には縛られぬ。分かるか?」「ええ」顔淡はお泊まりするハメになった。気を利かせた軽昀と陸景が外で見張ってるから。応淵は顔淡に寝台を譲り、床で寝ると言うが、古傷のある応淵の体を心配する顔淡。すると応淵は顔淡の隣に座った。枕で区切って寝よう。そう言って横になってしまう応淵。顔淡はあきれる。2人は並んで横になる。顔淡の領域が広め。細長い枕で区切って、背を向けてる顔淡を見つめる応淵。枕が固そう。宝石みたいな硬くて冷たそうな枕に頭を乗せて、顔淡はドキドキ。眠れない。応淵の方を見て、見られてたと知り顔淡はびっくり。なぜ見るの?と言い合う。顔淡は応淵の目を手で塞いだ。2人のちょっと幸せなドキドキな夜。2人はそれぞれ思った。こんなに安らかな顔は久々だわ。天界に戻ってから、安らげる時がなかったのね。あなたが応淵ではなく、ずっと唐周で、私も仙侍 顔淡でなく、世間を楽しく生きる蓮の花の精ならよかったのに。顔淡、私はそなたとの約束を守り、帝君の責を果たす。この情勢では戦は避けられず、私は帝君として陣頭に立つだろう。たとえそれで死んでも、今夜のこの温もりを得た以上、悔いはしまい。窓全開で中の気配は丸わかり。外の人も気を遣わなくて良さそう。帝尊は左手から同命呪が消えるのを見た。司沐は衍虚天宮の間者の報告を知らせた。「顔淡が昨夜、応淵と共寝したそうです」「あのおなごを見張れ。応淵 唯一の弱点だ」応淵と顔淡に事実を暴かれるのか?だが帝尊は備えていた。「災いはすべて応淵に降りかかるだろう」応淵と顔淡は布星亭で観星石幕(かんせいせきばく)を怪しむ。「計都星君はこれで九曜の軌跡を予測していた」顔淡の霊力は足りなかったみたいで、2人は一緒に星を動かした。石幕の表面を調べると、透明で大きな4枚の羽が。蝉が飛ぶ前に羽を広げた形でひらひら。「三翼烏族の至宝で乾坤引の修練に適した法器。金蝉翼だ」と応淵。「腕比べで帝尊に底知れぬ力を感じたのも乾坤引を習得したならば説明がつく。思い起こせば、三翼烏の滅亡を命じたのは帝尊だ」なぜ目立つ場所にあるのか?「日月は天に隠れ、万象は無と化す。金蝉翼は乾坤引の修練に適した法器で、天地の霊気や精髄を吸収する。天の角に置けば、絶え間なく霊気が得られるわけだ。毎夜、星を並べていた桓欽なら気づいたはず。この蝉翼に命を縮められたか」帝尊は「かつての情義も、もはやここまでだな」と左手を握りしめる。陶紫炁は天宮にいた。帝尊と陶紫炁はそういう関係?応淵は桓欽の棺を確かめた。桓欽の遺体にも仙霊は無かった。やはり戦死ではないのか。天宮に鐘が鳴り響く。ハッとする応淵。衍虚天宮に戻った応淵は、帝尊が重大な話があり凌霄殿で待っていると告げられた。応淵は陸景に命じた。「許可なく衍虚天宮から誰も出すな」天鐘が9回鳴るのは初めての事だと言う応淵。帝尊は応淵が戻って以来、異常が多発し、仙官らの上奏が絶えないと言った。太幽星君は、帰還後の応淵は性格が変わったかのように、一度も天界の防衛について尋ねなかったと言った。人間界に未練がおありなのかと。火徳元帥は笑い飛ばし、応淵に味方した。「人間界でのことだと?ここにいる仙官たちも暇を見て人間界を遊歴しているではないか」帝尊は応淵に、理由もなく人間界に下りぬはずだと尋ねた。「私は帝尊に天務を解かれた身です。天庭の防衛に口出しなどできません。歴劫時に命を狙われました。三界の平和を乱そうと企む者がおり、その調査のため人間界へ」火徳は「応淵の暗殺を謀る者たちが!」と驚く。顔淡は異変を察した。応淵を捜したが衍虚天宮にいない。天鐘が鳴り、天門が封鎖されてる。まさか応淵に関する事では?姉さんの姿に化けたら見破られてしまう?と考えてたら。そこに軽昀が来て、帝君が帝尊に召されたと教えた。多くの兵が凌霄殿を取り囲み、帝君が詰問されてる。心配顔で教える軽昀。顔淡は芷昔に化け、軽昀と凌霄殿へ。太幽はバラす。「人間界で帝君は調査をなさらず、妖女と密会を。応淵君は三界と私情のどちらが大切なのです?」顔淡が化けてる芷昔は凌霄殿から出ようとしたが。軽昀がいきなり突き飛ばした。裏切り者の軽昀。みんなが芷昔を見た。罪を認めろと言われても、応淵には芷昔の事は身に覚えはない。覚悟を決め、芷昔になりすました顔淡は応淵の横に立った。そしてペラペラ嘘を並べた。軽昀は帝君とのことをバラそうとした。顔淡が化けてる芷昔は否定。芷昔をかばう月瑶仙君。2人の情は断情線で無実が証されていると。帝尊は応淵と芷昔に情はないと言って、偽芷昔の正体を暴いた。術が解けて顔淡が現れ、皆ざわざわ。「応淵と情があるのは、かつて衍虚天宮の仙侍であり、いまはやらん山の小妖 顔淡だ」顔淡は録鳴の失踪を調べるために来たと説明。「応淵も芷昔も無関係です。罰なら私だけが受けます!」帝尊は応淵に今は情を理由に厳しく罰したりしないと話す。「だが人間界で妖女に会って心を惑わされたのはいいが、顔淡を芷昔だと思わせて皆の者を騙したことに失望した」追い詰められる応淵と顔淡。帝尊は言った。「情は許しても、この妖女とだけは許さん。調べさせてもらう」応淵と顔淡は顔を見合わせた。大丈夫だと言うふうに微笑み頷く応淵。2人は手を伸ばし断情線で繋がれた。断情線は切れなかった。ドキドキ。顔淡の想いがバレてしまった。応淵は嬉しそう。やっぱりお前も私を好きだったんだな。俺たち両想い。そういえば、2人の衣は白から青のグラデーションでペアルック。凌霄殿に立ち並ぶ神仙や仙官はざわざわ。「帝君が人間界の妖女を愛するとは、ふしだら極まりない」と発言する仙官が。そんなことはどうでもよくて。「沈香は、燃え尽きておらぬ」と微笑む応淵。「顔淡を愛しています。900年以上前、情刑を受けました。しかし、情は片時たりとも消えません!再度、情刑を受けようと、この情は三界に無害です!天門を封じずとも、私は事実を告げます!」と晴れ晴れと宣言する応淵。火徳はご機嫌で笑った。「応淵の顔淡への優しさだ。まことに気骨がある男だな」帝尊は、すでに天律は緩めて、自ら認めたことに免じて別の意味で選択肢を与える。仙籍を放棄し、帝君の位から降り、人間界で平凡な夫婦になるがよい」応淵は帝尊に感謝した。「顔淡さえよければ、そうします」応淵はその気なのかもだけど、顔淡は首を横に振って、ダメよと意思表示した。少しがっかりな応淵。「しかし、私にはやるべきことがあります」「両得は難しい。仙籍を放棄せぬというなら、情刑を受けよ。この妖女はすでに仙籍を失っている。妖女が帝君を惑わすとは、死に値する罪である」応淵は手出しさせないと宣言した。「なんと!」と火徳もびっくり。帝尊は言った。「余にかような口を。人間界で故意に死を偽装し、妖女と夫婦同然の関係だと報告があった。余は信じずにいたが、どうやら真実のようだ」司沐は、録鳴が帝君の偽死を幇助し、天界を欺いていたが、帝君の帰還後、録鳴は失踪したと告げた。帝尊は、応淵たちが録鳴を殺めたのか?と疑う。帝尊への疑いは確信に。応淵は録鳴の鮫珠涙を出した。顔淡は「一番の親友だった録鳴は死んでた。生前の記憶を固めた鮫珠涙が黒幕を教えてくれた」と映像化して見せた。録鳴が帝尊に殺められる映像に、見ていた皆はざわざわ。「これだけでは証拠不十分かと。録鳴はもう一つ手がかりを残していた。九曜連珠よ」と顔淡。応淵はくるりと皆の方に向き直って言った。「そのとおり。九曜連珠は数万年に一度の珍しい天象。その機を利用し乾坤引を修練すれば、他者の仙力を奪えるため、修行の必要はなくなる」顔淡は龍鱗を皆に見えるよう上にかざした。「この龍鱗が上古遺族九鰭の物。最も硬く、これを粉砕できるのは乾坤引だけ。北溟仙君の死後、仙霊が消え、棺に龍鱗が残されていた。粉砕された龍鱗が証している。北溟仙君の死は乾坤引が原因よ」「九曜連珠は仙魔大戦時に起きた。乾坤引の修練者が仙力を吸収したのは、三大帝君と北溟仙君、そして計都星君だ。それと同等の仙力を持つ者は、私以外…ただ1人」応淵は帝尊の方に向き直った。そして金蝉翼を出した。「金蝉翼は乾坤引の修練者が持つ法器。三翼烏族は創世の戦いで修羅族に投降した。だが、帝尊が修羅族を滅したあと、金蝉翼が行方不明に」応淵は、金蝉翼が天の角にある布星亭にあったと明かす。「昨日まで観星石幕の上で、あるじのため霊力を集めていた。恐らく当時これを発見した計都星君が口封じに」と顔淡。「帝尊、罪を認めよ!」と応淵。凌霄殿はざわついた。火徳はいきどおって、帝尊に向かって怒鳴る。「法器を盗み、邪術を修練し、戦中に仲間を惨殺し、偽りの告発まで企むとは、もしや邪神か?」帝尊は冷静だった。「偽りの証拠と物語をでっち上げるとは!」応淵はあきれた。そして龍鱗を取り出し、帝尊が手に握ることで乾坤引の有無を確認できると言った。どうする帝尊?と皆がことの成り行きを見守った。帝尊は応淵をなじり、陶紫炁を連れてこさせた。顔淡はその様子を見て柳維揚が帝尊の手に落ちたのでは?と感じた。火徳は、仙魔大戦で死んだはずの陶紫炁が生きていたのをいぶかった。紫炁は生き返ったわけを話したが。「大戦回避のために魔族の元へ行くと、邪神と応淵が密会していた。帝尊の座を狙う応淵は魔族と結託し、大戦を利用しようと画策。口封じに遭い生死場を浮遊した後、帝尊に救出された。三大帝君は応淵の陰謀を制止しようと邪神と戦い犠牲に」偽証する紫炁。帝尊の調査とは、弱みを盾に嘘の供述をさせることかと、帝尊を責める応淵。応淵が仙魔大戦をけしかけたのかと聞く仙官に、火徳は激怒しデタラメだと怒鳴る。太幽は「三大帝君は犠牲になり、応淵だけが毒にあたり戦場を離れ、蓮心でいとも簡単に治癒した。皆のもの、これを偶然と思うか?」とあおった。顔淡は言い返す。「蓮心は私の体内にあり、救出は私が決めること。仮にそうだとしても、己の生死に関わることを他者に預ける?」帝尊は言った。「兵とは詭道なり。上策は心を攻め落とす。顔淡よ、お前は北溟仙君の仙侍だったが、なぜ仙魔大戦の直前に衍虚天宮に異動となったのだ?」応淵は陶紫炁が本物なのかを疑った。「帝尊が龍鱗を手にすれば、すぐに疑惑は晴れる。なぜ回り道を?」太幽は龍鱗に細工したのでは?と疑った。なぜ帝尊が恥辱を受けるのだ?とかばう。帝尊は言った。「録鳴には警告した。録鳴は重大な秘密を知ってしまった。永遠に隠すべき秘密である。余はそちを守ろうと、この秘密をこれまで守り続けてきた」帝尊は応淵の封印を解き、額に修羅族の刻印を出させた。大袈裟に騒ぐ太幽。修羅族の出自を知り、皆はざわざわ。さらに帝尊は応淵が永夜功を持つと暴露。火徳元帥に、上古の戦いでこの邪法を見たはずだと言う帝尊。「応淵は修羅族のただの子孫ではない。修羅族の尊主 玄夜の子である」と明かした帝尊。太幽は「玄夜は乾坤引を使い、他族を虐殺した。乾坤引に言及したのは、子孫であるゆえか」とあざわらった。応淵は、帝尊がかつて私の親は無名の輩だと言ったのに、いったい何が真実かと聞いた。「そちがその境遇に苦しまぬよう、配慮し隠し続けてきた。だが思いもよらなかった。仞魂剣を盗み、永夜功を修練していたとは。父親と同じ轍を踏む気か?」顔淡は応淵の手を握り、言い返した。「あの日、帝君は神樹で自害を試み、私がそれを阻止した。その時、修羅の封印が解かれ、仞魂剣が現れた。応淵君の仙力の非凡さゆえよ!」帝尊に「この話の真偽は火徳元帥なら分かるな?玄夜の子だけが玄夜功を習得できる。仞魂剣のあるじは玄夜だった。玄夜の子以外、あるじだと認識せぬ」応淵は覚えていた。仞魂剣の精霊は「高貴な生まれなのに人間の仲間に?」と言っていた。顔淡は訴えた。「出自がどうあれ、修羅族の罪は応淵君には関係ない。創世の戦いで応淵は公正に悪を滅ぼし、その功績ゆえ帝尊が応淵を青離帝君に任じた。応淵君は数万年に、衆生を守り続けてきた。あなたたちも、その目で見てきたでしょう?」黙っている凌霄殿の皆々。応淵は額にある修羅の刻印を自分で消した。すると、火徳が言った。「応淵君を信じる!玄夜の子?それがなんだ。応淵君は善良だ」月瑶仙君も味方した。「そうです。出自は自分で選べない。私も帝君を信じます」帝尊は辛そうに言った。「かつて余は応淵を天界の柱石に導こうとした。まさか、かくも性悪で帝尊の座を狙うために、修羅族復活の野心を抱き、魔族と結託するとは。創世の戦いの失敗後、この計略を謀り、いま滑稽な話を持ち出して余を陥れようとしている」火徳は帝尊の話に、何を言ってるんだと首を振った。応淵は口の端で笑った。「余は修羅族のそちを守り続けたのだぞ」と帝尊。応淵は感謝を表す。第13話。応淵は感謝を表すと、今度はきっぱりと告げた。「帝尊の昔日の温かさは1日たりとて忘れぬ。この出自を償うべく生きよとご教導いただき、剣を握れる年には戦場へ赴いた。当時より、天下の守護だけを願い、身を捧げてきた。数万年来、天律を守り続け、それ以外のことは私には重要ではなかった」応淵は隣の顔淡を見つめた。「顔淡に出会う前、応淵という者はおらず、帝君の役割だけ。証拠がなければ信じなかった。私の知る帝尊に、かくも下劣な一面はない。この身にどんな血が流れていようと、龍鱗と金蝉翼は乾坤引が存在する証拠だ!」最後は帝尊に向かって言い放つ応淵。帝尊は鼻で笑った。太幽は応淵を責めた。帝尊も追い討ち。そちの言う証拠はデタラメも甚だしい。そして陶紫炁に詔言させる。陶紫炁は嘘を並べ立て、邪神玄襄は生きていると明かした。途端に、皆はざわざわ。火徳もびっくり。しめしめと思う太幽。陶紫炁は語る。「嘘などつきません。仙魔大戦で重傷を負い朱翠山に潜伏を。天界に報告しようとしたら、応淵を見た。応淵は歴劫を口実に邪神を救出していた。結託していた両者は第二次仙魔大戦の画策を」火徳は「邪神はどこにいる?兵を率いて殺しに行く!」と。顔を見合わせる応淵と顔淡。「その答えは応淵君しか知らぬはずだ」と、火徳は応淵に邪神との関係を尋ねた。顔淡が答える。「同一の者ではないの。大戦を誘発したのは、傀儡術を使った魔族の爍驊長老よ」顔淡の言葉に頷く火徳。帝尊は言う。「また真実をねじ曲げるのか。皆のもの、陶紫炁の他にも真相を話せる者を呼んである」次に現れたのは朱翠山の土地神だった。土地神は応淵たちが朱翠山の史書を盗もうとしたと証言。仙魔大戦と邪神について知ってる限り話せと言われ、断ると脅してきた。人のいい土地神かと思ったら、長いものには巻かれるタイプだった。司沐は言った。蔵書閣からの報告で、帝君が深夜に出入りしていたと。仙魔大戦の史籍が行方不明になったそうです。軽昀も、帝君は頻繁に外出され、衍虚天宮で顔淡と密会し、共寝するのを見たと証言。共寝にざわつく神仙たち。応淵は、軽昀を問い詰めようとした顔淡を止めた。太幽は「900年以上も邪神を戻そうと画策した挙句、帰還後おのれの罪を帝尊になすりつけるとは」と責めた。「修羅族は信用できぬ。殺せ!仲間の報復だ!」と言い出す神仙。帝尊は「応淵帝君は修羅族の残党だが、天界に拾われ重責を担っていた。だが悪辣な野心ゆえ戦を謀り、仲間を犠牲にして、私欲のために事実をねじ曲げた。これ以上、許すわけにいかぬ」帝尊が話してる間、応淵と顔淡は手を繋ぎ、目で会話。帝尊は応淵を天刑台に送り怨刃の刑に処すと告げた。ハッとする顔淡。月瑶仙君と火徳は応淵をかばう。帝尊は彼らも応淵の手先かと疑って、職を解いた。そして他に応淵の肩を持つ者がいたら、怨刃の刑にすると憤った。応淵は「偽りの告発で刑に処すと?決着をつけてやる!」と帝尊に戦いを挑んだ。太幽が顔淡を人質にした。顔淡は叫ぶ。「応淵、心配しないで!蓮の花は弱くない!怨刃の刑は刃と化した怨霊が骨を断ち肉をえぐるわ。今すぐ逃げて!」応淵は微笑んだ。「そなたを傷つけさせぬ」顔淡を人質に応淵を悪者に仕立てる帝尊。「逃げて!」という顔淡に、応淵は「心配するな」と微笑んで、龍鱗を手放した。階段の上に立つ応淵は、天兵たちに取り囲まれ見えなくなった。物陰には、天兵に化けた芷昔が。怨刃の刑は81の刃ひとつ受けるたびに大量の力が失われる。そのうえ、刃は体内で分散し、肉や筋、骨をズタズタに切り裂く。無傷で残るのは外側の皮ばかり。仙官の解説が怖い。縛られている顔淡。応淵は、どのように魔族と結んだのか白状すれば、かつての戦功により最期の機会をやると帝尊に言われても、「こっちのセリフだ。刑執行の時は見るな」と微笑みながら顔淡に言った。「恐れるな」帝尊が執行を告げた。顔淡はそれを止めた。「応淵が死ぬなら、私も生きている意味がない。今日、私も共に刑を受けるわ」縄を解かれ、顔淡は自ら応淵の隣へ。手を繋ぐ2人。「顔淡には耐えられない」と心配顔の応淵。「どこまでも一緒に行くわ」と微笑む顔淡。応淵は「帝尊は私欲の為、戦を引き起こした。三界の主人たる資格はない」と告げた。帝尊は刑を執行を命じた。刃に貫かれる顔淡。刑を受けて血だらけの2人。吐血してもラブラブ。「私のために蓮心を裂いた時には、痛かっただろう」と。顔淡は首を横に振った。「泣くな。笑ってくれ」と顔淡の頬を両手で包む応淵。刑を受けても2人の世界に。見守る神仙たちは80の刃を受けても生きてるとヒソヒソ。死なぬのでは? 太幽は「さすが戦神だけのことはある。だが最後の怨刃の威力は、これまでより格段に強い。上古の神であっても滅びるであろうほどだ」と解説。応淵はこの時を待っていた。飛んでくる最後の刃を受け止め、空に向かって放った。とどろく雷鳴。天刑台は壊れた。吹き飛ぶ神仙たち。太幽は「怨刃で天門を破った!」と驚いた。手を繋いだ2人は空へ向かって飛んだ。後を追う帝尊。応淵は顔淡を放り投げて先に行かせ、帝尊と戦う。応淵の剣は帝尊の腰帯を傷つけた。それを見て応淵はハッとする。顔淡は応淵のピンチに戻ってきた。そこに芷昔が駆けつけた。怒る芷昔のパワー。強い!芷昔は用意しておいた鳳凰ボートに応淵と顔淡を乗せた。追いかけてくる帝尊。芷昔は心脈を調える血藤丹を応淵に与えた。咳き込む芷昔。手も冷たい。もしや自分の血で丹薬を?芷昔は顔淡たちを守った。陶紫炁が追いかけてきた天兵や太幽を撃退。ボートに乗り込んだ紫炁。「助けに来たわ」帝尊が再び襲ってきた。芷昔は帝尊と対決。妹を守る芷昔の周りにはありとあらゆる自分の法器が飛んでる。それが一つづつ壊れて。「芷昔は永遠に顔淡を守る。今度こそ約束を果たすわ」と涙を流す芷昔。遠ざかりつつ、ボートの上で号泣する顔淡。「戻ってきて」と姉に呼びかけるが。ボートは天界から脱出。妹を守って芷昔は消えていった。最後に残った蓮の花が半分の蓮心になり、帝尊は手のひらでバラバラの花びらになったのを握りしめた。芷昔の蓮心は帝尊の体内へ。7日後。顔淡たちは南海へ逃れていた。芷昔を思い泣いてばかりの顔淡。陶紫炁は怪しげ。偽証を詫びて、姉妹にならないかと言って顔淡を慰めるが。「愛する者のために死ぬのは幸せなこと」と言う紫炁。顔淡は「愛とは永遠に一緒にいようという約束だと思う。死ぬことが喜びだなんて愛とは呼べない」と言い返す。陶紫炁が一介の仙侍だった頃の記憶。鳥族であることで鮫族に出世を横取りされ、いじめられてた紫炁。禽獣には使い走りがピッタリと笑われた。イジワル仙侍を殺めた紫炁。それを見ていた男は、法器焼却炉で亡骸を焼いて証拠隠滅。「かつての私と似ている」と紫炁の顎を撫でた男…「愛の形はさまざまよ。なぜそう言えるの?」と顔淡に尋ねる紫炁。「陶ねえさん。柳維揚も最後の瞬間まで、あなたと共にいるはずよ」と言う顔淡。紫炁は玄襄捜しを朝瀾に阻まれていると話した。結界があり、天界とやりとりできない。顔淡は「私たちのためよ。外は追っ手だらけで危険だわ。忘れないで。あなたが無事なら、柳維揚も安心なの」「この結界は余墨が張ったとか。南海は広いわ。どこかに穴があるのでは?」「余墨の九鰭の力なら問題ないわ」紫炁は、南海に長居はできないが、次はどうするのか尋ねた。「余墨が目覚めたら考える」と言い、顔淡はため息。余墨は氷水で体を冷やしていた。水と火を操ろうと無理な修練を。朝瀾は泣いて止めるが。余墨は諦めない。焦って修練するのは、顔淡のため。一刻も早く水火の力を身につけ、敵に打ち勝たなくては。顔淡は海を見ながら姉を偲んでいた。応淵は顔淡を慰めたい。顔淡は余墨がどうしてるか聞いた。「ずいぶん良くなった。数日で回復するだろう」応淵の傷は?「芷昔の血藤丹が心脈を守り回復を早めてくれた」無力な自分を反省して泣く顔淡。私のせいで応淵は天刑台へ。余墨も傷を負った。姉さんも私のせいで…みんなにすまないわ。応淵はすべては私が原因だと言った。近くで若いおなごが花火をあげた。誰を待っているのかな?嬉しそうだから近しい人ね。応淵たちは小声で話した。その娘はイルカ。耳がいいから、顔淡たちの話が聞こえた。今日は姉さんの誕辰。一緒に花火を見ようと約束していて、姉さんが北海に嫁いでから祝えなくなった。だからこうして毎年花火を上げる。イルカは四海で一番耳と目がいいから、どこにいても見える。娘の話で、また涙する顔淡。「どこにいても、どんなに遠くても見えるかしら?」「姉妹だもの。どんなに遠くても離れていても、心は一緒」悲しむ顔淡。応淵は、星のかけらを降らせた。いつも顔淡を気にかけていた芷昔。応淵は、芷昔が顔淡と共にいて、望めばいつでも共に星を見られると慰めた。心に思えばどこにでもいる。満天の星にも、花の海にも、空を漂う雨にも。芷昔は最愛の妹を守った。四葉の蓮は折れても曲がらず、人に忘れられようとも自分を貫く。姉を失望させたりしない。そうだろ?顔淡は空の姉に呼びかけた。来世では私が姉で、あなたが妹。私があなたを一生守ってあげる。安心して。姉さんの分も生きるわ!身守る応淵の目にも涙。余墨は、九鰭族への恩のため余墨と共に天界と戦うという、四海長老と朝瀾の申し出を感謝したが辞退。四海水族の安寧が九鰭一族の願いだ。顔淡、応淵、余墨は陶紫炁を調べることにした。誰かと連絡を取っていたし、柳維揚があげた耳飾りもつけてない。柳維揚への情は偽物では?第14話。陶紫炁の柳維揚への情は偽物では?と疑う顔淡。応淵は紫炁に、帝尊に捕らわれた時の状況を尋ねたら、答えは完璧だが態度が冷静すぎると。救いたいならもっと必死になるはずだ。自分を責めるだけでなく。顔淡も同意見。陶紫炁は怪しい。余墨は、それならなぜ連れてきたのかと尋ねた。顔淡は「陶ねえさんが味方なら柳維揚のため、敵なら手元に置くため。真実を暴くための切り札になるわ」賢いなという目で顔淡を見る応淵。余墨は「だが柳維揚がまだ捕らわれているなら、帝尊の元へ戻るだろう」と。応淵は今後の計画は内密にと念押し。応淵は、帝尊の帯には計都星君桓欽の武器があると攻撃して分かった。碁盤の件でも、帝尊が別人のようだ。顔淡も、芷昔が大戦の後、帝尊は変わったと言ってたと。厳格だった帝尊が天律を改めただけでなく、情刑さえも緩め、仙人たちと宴を楽しむとか。まさか帝尊ではないの?傀儡術なら誰にでもなれる。帝尊の変わりようも傀儡術の偽帝尊なら説明がつくと、応淵も同意。本物の帝尊はどこへ行ったのかと悲しげな応淵。まさか…顔淡は、桓欽のようだと思わない?と。金蝉翼も桓欽が置いたのでは?「桓欽は死んだ。亡骸も改め、仙霊もなかった」と話す応淵。「帝尊が偽者なら、桓欽の亡き骸も偽者では?」と余墨。顔淡は応淵を気遣う。だけど、あの日、神棺林で隅から隅まで調べたの?それを言われると黙るしかない応淵。応淵たちがまだ見つからない。司沐は報告する。やらん山はもぬけのから。北海には舟だけ残され、姿はない。帝尊は北海の舟はめくらましだと。陶紫炁の行方も分からない。連絡もない。捕らわれているのだなと言い、帝尊は司沐に太幽を呼べと命じた。黒いモヤモヤが現れたと思ったら、修羅族大祭司の泠疆の姿に。「応淵が若君であることを隠し、殺せと命じるとは。尊主への忠誠と修羅族の復興を誓ったはずだ」「応淵のためだ。情に溺れては大任を果たせぬ。大業を継ぐための試練だ」「恨刃の刑で死ぬところだった。再興など嘘だろう。野心のために我々を利用したな!」帝尊はいきなり攻撃したが、泠疆は消えた。すぐまた現れる泠疆。「実体はどこにいる?」と帝尊は聞くが、答えるわけない。「やはり、叛いたか。長年信じ従ってきた私が愚かだった。乾坤引を得ても無駄だ。応淵は尊主の息子だぞ。貴様に勝ち目などない」泠疆は消えた。天界に乙蔵がやってきた。青い角の牛に引かせた、貢ぎ物を乗せた車。中身は夜忘川のあるじから神棺林への献上品。太幽星君が検査する係。魚が跳ねてヒヤヒヤ。無事に検査終了。隠れていて、顔淡とくっつきたい応淵。顔淡は乙蔵に感謝。乙蔵は900年近く一緒にいた友の頼みだと言ってくれた。応淵君は暴虐な冥王を成敗して下さった。夜忘川の民は感謝してると話した。(民がいるんだ!乙蔵さんひとりぼっちかとばかり)「すべては因果応報。過去のことはよい」と応淵。乙蔵は「入り口を見張り、用が済んだら送ります」と言ってくれた。応淵たちは桓欽の遺体を調べた。左腕には新月の形の傷跡が!帝尊は創世の戦いで上古の遺族 血鷹を救うため、三日月で自ら肉を削ぎ鷹に食べさせた。帝尊の傷は永遠に癒えず、新月の形の跡が残った。この話は、かつて芷昔が仙魔大戦の時に話したことだ。応淵はこれが本物の帝尊だと悲しい顔に。余墨は帝尊が傀儡術で桓欽に変えられたのはかなり前だと言った。今の帝尊は桓欽ということねと言う顔淡。応淵は結界を修復した日に帝尊から一筋の元神をもらい命を救われたと話した。ここに遺体もあり、元神も残っている。帝尊を復活させる。応淵は自分の中の帝尊の元神を幽霊的に映像化した。帝尊はやったのは桓欽だと教えた。育ての父の死と、親友の裏切りに打ちのめされる応淵。帝尊はなだめた。「悪意ある者の仕業だ。そちは悪くない。立派な帝君だ。母親が存命なら誇りに思っただろう」「私の母?」「そうだ。九重の天で、そちだけが上始元尊の天魔の結界を修復できる。上始元尊 染青(ぜんせい)がそちの母だからだ」そして帝尊は仞魂剣を召喚した。応淵の中から出てきた剣を横に置き、帝尊は言った。「そちの母は自ら元神を壊して玄夜の転息輪(てんそくりん)を砕き、その破片を仞魂剣に閉じ込めた。中に記憶の断片が残っている。母と玄夜の愛憎の過去も、これを見れば分かる」仞魂剣の三角の部分が映像を表示。応淵の両親、玄夜と染青の物語。最初の出会いは、修羅族に追い詰められた銀髪の男を染青が助けたことから。染青から七曜神玉を奪い、長寿を得て六界を統一する玄夜の野望のための策だった。しかし、目の前に現れた染青はあまりに美しく純粋で可愛らしかった。これまで誰からも笑顔を向けられたことがなかったかもしれない玄夜には、染青の微笑みが特別なものに思えた。ふらふら弱っちい男は、一族皆殺しの流浪の身だと身の上を話した。手を握ったまま、自分の肩にこてんと頭を乗せて気絶した男を、染青は天宮に連れ帰った。地上には玄夜の仮面が落ちていた。まだ若い頃の髭なし帝尊は、素性の知れない男を置いておくことを危惧した。染青は男を庇った。霊力の弱い妖族で辺境に戻せば生きていけないと。修羅族に追われ、本当に弱いなら生きているはずがないと諌める帝尊だが。回復した男は帝尊が授けると言った神力を辞退。男のいれたお茶を、帝尊は落としてしまった。男がわざと。お別れを告げる男の後を染青は追いかけた。帝尊の言うことも聞かないで、母性本能をくすぐる謎のイケメンに夢中。地上に戻って、咳こんだりの弱々演技する男。別れ際、再会したら名前をつけてと頼んだり。突然現れた修羅族。泠疆の攻撃を染青は防いだ。泠疆も芝居。自分を守るために負傷した男に染青はドキドキ。染青は法器の七曜神玉で男を治療。そこは美しい渓流のそばの、染青の修行場だった。季節には花が咲き乱れる。ゆっくり見たことはないけど。男は花の季節を早められるかもと。樹木の精で花や木の成長を操れる。男はくるくる回る星型の道具(転息輪)で季節を変え花を咲かせた。染青は喜んだ。「花の美しさは待ちわびる心にある。寒い冬を経て、春の暖かさを知る」と口説く男。男は一輪の花を出して語った。染青は政務があるから帰ると告げた。男は引き留めた。染青に花を贈る男。受け取る染青の指が男の指に触れた。「暮れの寒さに耐えてこそ、春を知る。暮寒(ぼかん)という名前はどう?」「暮れの寒さに炉を抱き、春に染まる青き眉」名前を読み込んで詩を詠み、「とてもいい」と染青の指に触れた。数日、デートを重ね、親密になっていく2人。暮寒は果物をあげたり、弓のけいこを見てもらったり。楽しげ。そろそろだなと企む暮寒。りんごを射る時の獲物を狙う目。数日ここで過ごせて満足だと言って、おいとまを告げる暮寒。一緒にいられて楽しかった。「時は過ぎていく。溺れてはいけない。お別れしよう」背を向けて歩き出した暮寒を引き留める染青。「溺れたいと言ったら?」ぞくぞくする目で染青を見つめる暮寒。何も疑わず微笑む染青。暮寒は染青を片手で抱きしめ、片手は七曜神玉を奪う。赤い衣で婚礼を挙げた2人。「流星は美しいけれど、すぐに消える。今日の喜びも同じかしら」と染青。「鏡を持っているか?」染青が手鏡を出すと、暮寒は鏡に銀河を映し出した。「世は移ろいやすい。星は現れては消え、月は満ち、また欠ける。もしも後悔する時があれば、鏡の中の情景を見ればよい。すぐに過去に戻れる。永遠に一緒だ」「何があろうと、あなたは永遠に私の夫よ」「そうだ。永遠に」暮寒は染青を抱きしめた。ある日、修練していて、七曜神玉がすり替えられていたことに気づいた染青は、いきなり暮寒を攻撃。修羅の刻印を見て、夫が玄夜だと悟った。そして法術で確信。「永夜功?やはりあなたは玄夜?」「染青、暮寒と呼んでほしいな。気づいたのだな。偽の神玉を使ったのか。怪我はないか?神玉を使うか?」「もう芝居はやめて!すべては計略だったのね。私に近づいたのも、神玉を盗み修羅族の天下統一の野望を果たすため」「我が一族の寿命は短い。神力は強大でも、覇業は遠い。だから神玉を借りた。だが、そなたへの心は決して偽りではない。天下も、愛する者も、この手につかむ」「笑わせないで。信じた私が愚かだった。もう二度と信じない。はかりごとを見抜けなかった。この手で招いた災いは、自ら断ち切り罪を贖う」「無駄だ、染青。私はもう七曜神玉を手に入れたのだ。永夜功は頂点を極めた。転息輪は時を遡ることすらできる。どれだけ戦っても、そなたに私は殺せぬ。執着はやめよ。そなたが傷つく」「敵に欺かれ、夫にも裏切られた。これ以上の傷が?真相は暴かれたのに、嘘くさい芝居はやめて」攻撃する染青を軽くいなす玄夜。「天下の尊主となり、また共に花を見たい。私の真心を信じてくれ。待っていろ」玄夜は消えた。仮面の玄夜が七曜神玉で戦場に倒れた兵から神力を吸い取っていると、仮面の神仙が攻撃!神玉を狙ってる!戦う2人。その神仙が染青だと分かった時には手遅れ。「染青、なぜ来た?」玄夜は時間を止めた。「神玉は砕けた。もう諦めて」「諦める?私は千万年の命を得た。神玉を砕いても無駄だ。死ぬな。私が天下を統一し、六界を築くのを見せてやる」「私を殺して天下を手にするのが、あなたの望み?永遠に一緒にいるとあなたは言った。でもやはり、約束を破った」染青は笑った。「たとえ時が戻っても、あなたに出会いたい。こんな結末は望んでいなかったけど、もうやり直しはきかないのね。愛したことに悔いはないわ」息を引き取る染青。玄夜の目からも涙が。染青の顔を愛おしげに触れ、玄夜は泣いた。「約束を破るものか。染青。待っていろ。結末を変えてみせる」玄夜は転息輪で時間を戻した。2回目の出会い。戦場に立っている黒マントの男を攻撃!と思ったら背後の敵をやっつけてくれた染青。黒マント玄夜は染青を見つめた。また会えた感動。染青は「なぜ見つめるの?私たち、どこかで会った?」玄夜は名乗る。「暮れの寒さに炉を抱き、春に染まる青い眉。私の名前は暮寒です」2人はしかばね累々の戦場で見つめあった。修羅族だから?玄夜の自己中な思考回路と愛の誓い。正しくはないが憎めない。演じてる方の説得力で見入ってしまう。キャリアウーマンと芸術系の学生の恋みたい。(染青が『永楽帝』のバヤルンハイベで、そっちでは若き日の永楽帝を演じてるチョン・イーさんとハイベのほのかな恋みたいなのがあったので、特別な思いで見てしまう。尚食の胡善囲しか見てなかった時は、『永楽帝』見ても特になんとも思わなかったです)
無上涅槃のさとりを開く
https://kumo7gare.exblog.jp/33501781/2025-01-30 01:00:00 - 2022年10月7日 無上涅槃のさとりを開く 曽我量深随聞日録32 往生という心のはたらきがあるならば、我々はそれによって仏様と等しい。仏と等しいということは我等の心が仏と等しい。身は凡夫であるけれども、心は仏様と等しい。だから、一生を終わった時に、身と心が一つになって無上涅槃のさとりを開くということになる。命終る時に身も心も斉しく大般涅槃のさとりを得るのである。(津曲淳三著『親鸞の大地―曽我量深随聞日録』22ページ) ▶︎①一二 たとい我、仏を得んに、光明能く限量ありて、下、百千億那由他の諸仏の国を照らさざるに至らば、正覚を取らじ。(第十二願・光明無量の願) ▶︎②一三 たとい我、仏を得んに、寿命能く限量ありて、下、百千億那由他の劫に至らば、正覚を取らじ。(第十一願・寿命無量の願) 量深師いわく、往生という心のはたらきがあるならば、我々はそれによって仏様と等しい、と。③往生という心のはたらきとはあまり聞かない言葉ですが、仏性のことかと思います。われわれは煩悩具足の身を纏った仏性です。生死する身体の中に不生不滅の仏性が眠っている。しかし、仏性は仏知見ですから、われらが仏性を見ることは出来ない。見ることの出来ない仏性ですが、釈迦弥陀の善巧方便により仏性が信心という形で目覚める。信心という形で目覚めた仏性なので信心仏性と言います。仏性が目覚めると自分は身体ではないとわかる。④だから、臨終一念の夕、使い慣れた煩悩具足の身体は捨てて、色も形もない永遠の命、新しい身体をいただいて仏に成る。第十二願の光明無量は心、第十三願の寿命無量は身体を表し、命終わる時に、光寿無量が成就して身心一如のさとりを得ると、こう量深師は教えてくださった。善及 南無阿弥陀仏~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~①は諸仏とあるので空間 ②は劫とあるので時間 いずれも無限 と咄嗟に読んだ。だが。以下arc 以下ネットでヒットした知多郡了願寺サイトから。 法蔵菩薩因位の時建立された四十八願の第十三の願を「寿命無量の願」と呼びます。その願文は「たとい我仏を得たらんに、寿命よく限量ありて、しも百千億那由他劫(ひゃくせんまんのくなゆたこう)にいたらば正覚をとらじ」。その大意は、「たとえ私が仏になることができたとしても、寿命に限りがあって、はかり知れない遠い未来にて尽きることがあるならば、私は決して仏になりません」。因みに、前の第十二願は「光明無量の願」、両願を併せて「光寿無量の願」とも言います。第十二願の「光明無量」は横に十方(東・西・南・北・東北・東南・西北・西南・上・下)を照らし、第十三願の「寿命無量」は三世を貫くと言われています。三世とは、過去・現在・未来、すなわち限りない時間。したがって、この光・寿無量の本願は、時間において限りない時間、空間において限りない空間を尽くして衆生済度を誓われているのです。その法蔵菩薩が誓われた四十八願は全て成就して、菩薩は阿弥陀仏となられたのです、と。③文意は理解できる。④ だがその③に続く④を読むとわたしの①②解釈とは違っていた。善及さんの解釈、解説は、第十二願の光明無量は心、第十三願の寿命無量は身体であった。善及さんの解説の真意、意味をどうすれば理解できるか、さて。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~わたしは①は諸仏とあるので諸仏の世界空間 ②は劫とあるので時間 無限時間 と咄嗟に読んだ、と記した、それが④ということだった。深い意味があるのだろう。とりあえず置いておくしかない。濁炎 なむあみだぶつ
到着点を出発点に持ってくる
https://kumo7gare.exblog.jp/33501400/2025-01-30 01:00:00 - 2022年9月23日 到着点を出発点に持ってくる 曽我量深随聞日録25 必至滅度の願(第十一願)は必至滅度が目的のように見えるが、到着点を出発点に持ってくると、それが大菩提心というものである。出発点から必至滅度ということを常に念頭におく----それが大菩提心である。①成仏するという精神に立って往生ということが始めて成立する。成仏のための往生である。成仏のための往生であるという決定心があって一足一足歩くのを現生正定聚という。(津曲淳三著『親鸞の大地―曽我量深随聞日録』186ページ) ▶︎一一 ②たとい我、仏を得んに、国の中の人天、定聚に住し必ず滅度に至らずんば、正覚を取らじ。(無量寿経・第十一願) ▶︎あらゆる衆生、その名号を聞きて、信心歓喜せんこと、乃至一念せん。心を至し回向したまえり。かの国に生まれんと願ずれば、すなわち往生を得て不退転に住す。(無量寿経・本願成就文) ▶︎③真実一心すなわちこれ大慶喜心なり。大慶喜心すなわちこれ真実信心なり。真実信心すなわちこれ金剛心なり。金剛心すなわちこれ願作仏心なり。願作仏心すなわちこれ度衆生心なり。④度衆生心すなわちこれ衆生を摂取して安楽浄土に生ぜしむる心なり。この心すなわちこれ大菩提心なり。この心すなわちこれ大慈悲心なり。この心すなわちこれ無量光明慧に由って生ずるがゆえに。願海平等なるがゆえに発心等し、発心等しきがゆえに道等し、道等しきがゆえに大慈悲等し、大慈悲はこれ仏道の正因なるがゆえに。(教行信証・信巻) 悟りを開いて仏になるのが仏教です。では、何のために仏になるかと言えば、④度衆生心すなわちこれ衆生を摂取して安楽浄土に生ぜしむる心なり。この心すなわちこれ大菩提心なり、と。自信教人信、自ら安楽浄土という悟りの境地を経験し、その悟りの経験をもって人にも安楽浄土の悟りを経験させたい。それが大菩提心というものだと、教行信証に親鸞は教えてくれている。往還の廻向は他力に由る。願作仏心は往相、煩悩を離れ涅槃に向かう。涅槃に向かうのは度衆生心、すなわち還相、煩悩に還るのを目的にしている。行きっぱなしではない。煩悩の影響を受けなくなれば遊煩悩林現神通、煩悩の娑婆に還る。なぜなら、入生死園示応化、それが阿弥陀仏の願いだから。量深師いわく、出発点から必至滅度ということを常に念頭におく。それが大菩提心である、と。⑤到達点は衆生済度です。わたしにそんな偉そうなことは出来るとは思わないが、わたしがするのではなく、わたしを使ってそうさせたいのが阿弥陀仏の願いだから。いつかは忘れたが、竹内先生がこんなことを言われた。仏道を山登りに喩えれば、険しく細い道を苦労して登っていくと、ようやくロープウェイの入口にたどり着いた。あとはロープウェイに乗って頂上まで運んでもらうだけだ。だけど、ロープウェイは頂上まで行けば、そこで終わりではない。ぐるっと回って、また下まで降りてくるからね、と。三十年も経った今になって先生のお気持ちがようやく理解できる。また曰く。願海平等なるがゆえに発心等し、発心等しきがゆえに道等し、道等しきがゆえに大慈悲等し、⑥大慈悲はこれ仏道の正因なるがゆえに、と。信を頂けばみな同じ道を行く。みな仏になる。善及 南無阿弥陀仏~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~①成仏と往生 即得往生住不退転の往生は身体の死ではない、心の死 現生正定聚② ①の意味 滅度に至るまでは正覚を取らじ・・・ 滅度のそのままのお誓いである③真実信心 阿弥陀如来より衆生に与えられた本願力回向(えこう)の信心。・・・ 阿弥陀仏より衆生に与えられた本願力回向の信心。阿弥陀仏から回向された信心であるから大信ともいい一心ともいう。「信巻」には、疑蓋間雑なきがゆゑに、これを信楽と名づく。信楽すなはちこれ一心なり、一心すなはちこれ真実信心なり。(信巻 P.231)とあり、信楽ともいわれ、無疑心のことであって、疑心なく本願の名号を領受した心をいう。 これは大行である名号のはたらきが衆生にまさしく至り届いたすがたとされる。『唯信鈔文意』には「選択不思議の本願、無上智慧の尊号をききて、一念も疑ふこころなきを真実信心といふなり」(唯文 P.702)『歎異抄』第6条には「如来よりたまはりたる信心を、わがものがほに、とりかへさんと申すにや」(歎異抄 P.835)等とある。なお、親鸞は歓喜や慶喜の語を真実信心の異称として用いることがある。『浄土和讃』には「一念慶喜するひとは 往生かならずさだまりぬ」(註 561)『高僧和讃』には「一念歓喜するひとを かならず滅度にいたらしむ」(註 585)等とある。(浄土真宗辞典)④は解説にあるが判じえない、ただ結論は⑤衆生済度、大乗の教えに戻るというか、還相。終わりに大慈悲という言葉あり。⑥も⑤と同じ意味。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~③の真実信心とはどうも信楽のことであると理解した。全体としては、称名念仏の聖道門に対する優位性を伝えていると読めば良いか。空に拘泥して哲学に終わらないという、還相回向というか。(昨日29日公開したつもりの5つの記事のうちのひとつ。今日30日公開)濁炎 なむあみだぶつ
下水道管に起因の道路陥没事故、今後増える恐れ…耐用年数超え増加で
https://abridgetoo.exblog.jp/33670573/2025-01-29 01:00:00 - 下水道管に起因の道路陥没事故、今後増える恐れ…耐用年数超え増加で1/29(水) 12:15 読売新聞 配信より下水道管に起因の道路陥没事故、今後増える恐れ…耐用年数超え増加で(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信より 埼玉県八潮市で県道が陥没し、走行中のトラックが転落した事故は29日午前11時現在、運転席に残されたままの男性運転手の救出活動が続いている。トラックの荷台部分は同日未明に引き上げられたが、近くでは新たな陥没も発生し、地中のガス管が破損する恐れがあるとして、市などは半径200メートルの約200世帯に避難勧告を出した。【図】今回の陥没の推測図 国土交通省によると、下水道管に起因する道路陥没(地震を除く)は2022年度は2607件発生した。大半は深さ50センチ未満だが、100センチを超える規模の陥没も2%あった。老朽化した下水道管が損傷して土砂が流れ込み、地盤が沈み込むケースが多いという。トラックの荷台部分が引き上げられた道路の陥没現場。右が新しく陥没してできた穴(29日午前9時15分、埼玉県八潮市で、読売ヘリから)=鈴木毅彦撮影 同様の陥没事故は今後増える恐れがある。同省によると全国の管路約49万キロのうち、一般的な耐用年数とされる50年を超えた管路は22年度時点の3万キロから、20年後には20万キロに増える見込みだ。 こうした事態に備え、15年改正の下水道法で、下水道事業を担う全国の自治体などは腐食の恐れの大きい下水道管を5年に1回以上点検するよう義務づけられた。国交省は、点検で異常が確認されたら速やかに対応するよう求めている。【関連記事】「お母さん」悲鳴の後に女子大生死亡、ベランダから男がハシゴで下りる道路陥没の埼玉・八潮市、ガス漏れの恐れで周辺住民に避難勧告…120万人に洗濯・風呂使用控える呼びかけも道路陥没から24時間、落下したトラック運転手の救出作業続く…近くでは新たな陥没も発生「ハードクレーマー」で有名、生活保護でホテルに971泊祭りで暴行されケガ…女性署員「けんか祭りは、けんかが起きたらやるってこと」と被害届受理せず最終更新:1/29(水) 16:45 読売新聞オンライン[私のコメント : 令和7年1月29日、埼玉県八潮市で埼玉県道が陥没し、走行中のトラックが転落した事故は1月29日午前11時現在、運転席に残されたままの男性運転手の救出活動が続いている。同様の陥没事故は今後増える恐れがある。国交省は、点検で異常が確認されたら速やかに対応するよう求めている。#政府の地震調査委員会#国家安全保障#労働力不足#福祉支援対策費#優越的地位の濫用#埼玉県八潮市#改正・下水道法#耐用年数オーバー#管路・耐用年数#佐藤栄作日記夫の宿題 (PHP文庫)遠藤順子/PHP研究所undefined河の流れのように遠藤 順子/女子パウロ会undefinedキリスト教とは何か菅円吉,竹内寛/立教女学院キリスト教センターundefined立教学院 一貫連携教育の歩む道立教学院/産経新聞出版undefined
未来は死んでからではない
https://kumo7gare.exblog.jp/33500173/2025-01-28 01:00:00 - 2022年9月17日 未来は死んでからではない 曽我量深随聞日録22 前念命終後念即生----命終は自力の極まり。自覚の臨終。浄土の往生が始まって浄土の命が始まる。肉体は娑婆に居るが、心は浄土に居る。これは矛盾を超えて一致するものであろう。何でも自分に解らぬことがあれば、あれも未来これも未来というのが浄土真宗の宗学になっているが、未来と言うているのはみな現在だ。未来であるというそういう形で現在している。現在を超えて現在している。そういう不可思議の現在である。仏法では、未来というのが本当の意味の現在である。未来は死んでからではない。①肉体は時々刻々に消滅するが、精神は不生不滅である。(津曲淳三著『親鸞の大地―曽我量深随聞日録』89ページ) ▶︎②本願を信受するは、前念命終なり。「すなわち正定聚の数に入る。」(論註)文 即得往生は、後念即生なり。(愚禿鈔) ▶︎『経』(涅槃経)には「我、十住の菩薩、少分仏性を見ると説く」と言えり。かるがゆえに知りぬ、安楽仏国に到れば、すなわち必ず仏性を顕す、本願力の回向に由るがゆえに。また『経』(涅槃経)には「衆生、未来に清浄の身を具足荘厳して、仏性を見ることを得」と言えり。(教行信証・真仏土巻) ▶︎如来すなわち涅槃なり 涅槃を仏性となづけたり 凡地にしてはさとられず 安養にいたりて証すべし(浄土和讃) ▶︎信心よろこぶそのひとを 如来とひとしとときたまう 大信心は仏性なり 仏性すなわち如来なり(浄土和讃) ③命終は自力の極まり。自覚の臨終、と量深師は述べている。信仰において身体の死はまったく問題とはならないとの表明です。④生死する身体がわたしなのか、それとも不生不滅の仏心がわたしなのか。これをはっきりさせなくてはならない。これがわからないから身体への執着に縛られて身体の死後が未来だと間違った信仰を持つ。何でも自分に解らぬことがあれば、あれも未来これも未来というのが浄土真宗の宗学になっている、と量深師は嘆いている。④未来とは仏性のことで、仏性は仏しか見ない。仏しか見ることの出来ない仏性が信心という形でわたしの上にわたしを超えて現在してくる。これを⑤信心仏性というが、仏性未来が現在を超えて現在してくることを如来廻向というのです。涅槃経に曰く、安楽仏国に到れば、すなわち必ず仏性を顕す、本願力の回向に由るがゆえに、と。如来廻向の信心よって浄土が開ける。未来と言うているのはみな現在だ。未来であるというそういう形で現在している。こう量深師は教えてくれた。未来から現在が見える。 善及 南無阿弥陀仏~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~①③よく似た意味合い、精神=仏性?②愚禿鈔にこの名句有りか、記憶すべし④ ①と通じているがつかめない~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~急ぐ勿れ、急くな急くな